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カッパドキアで日本人女性殺害!オリンピックと関係が⁈

世界遺産に登録されているトルコの観光地、カッパドキアのゼミ渓谷付近で9日、夏休みで旅行に出掛けていた新潟大4年の女子学生2人が散策中、何者かにナイフで刺され1人が死亡、もう1人も重傷を負った。


亡くなったのは栗原舞さん(22)=新潟大教育学部4年=、負傷したのは寺松星絵さん(22)=同。在トルコ日本大使館によると、栗原さんの遺体は10日未明、アンカラに移送された。

同日中に当局の検視を受ける予定だ。寺松さんは近くの病院で手術を受けた後、意識を取り戻した。


トルコの 捜査当局に拘束された容疑者の男が10日、調べに対し「私がやりました」と犯行を認めた。カッパドキア の地元紙記者が捜査幹部の情報として明らかにした。 

 トルコのドアン通信などによると、拘束されたのは26歳の電気作業員。捜査当局は被害現場の遺留物と 男のDNAが一致するかを鑑定するため、首都アンカラの研究施設にDNAを送った。

また、凶器に関する 捜査や動機の解明も急ぐ。容疑者は27歳との報道もある。 


 
日本政府観光局などによると、トルコを訪問する日本人はここ数年増加。2008年は約15万人だったが、12年には20万人を超えた。このうち15万人がカッパドキアを訪れるという。


カッパドキアはキノコ状の奇岩で有名な観光地。世界遺産に登録され、日本人を含む大勢の観光客が訪れる。栗原さんらが発見された現場は主要な観光ルートから離れており、当時、人けがなかったとみられる。



カッパドキアは、標高1000メートルを超えるアナトリア高原中央部に、100km²近くにわたって岩石地帯が広がる台地です。

キノコや煙突のような形の奇岩が林立し、巨岩がそびえる景観はまさに自然の驚異です。この不思議な風景は、柔らかい地層と硬い地層が重なり合い侵食されて生み出されました。


「シリーズ世界遺産100」では、この奇岩の大地に秘められた、キリスト教徒たちの営みを伝えます。

3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士たちが、カッパドキアに移り住みました。彼らは柔らかい岩をくり抜いて住居や教会を作ります。

12世紀に作られた洞窟教会には、光がささないため当時のフレスコ画がそのまま残っています。

キリスト教徒たちはこの地でペルシャやイスラム勢力に包囲され、絶えず脅威にさらされていました。そのため彼らは、敵から一時的に身を隠す場所を地下に求めました。

1965年に発見された地下都市は、地下8階、深さ65メートルに及ぶ巨大なものです。地下1階のワイン製造所、地下2階の食堂、居間、寝室、収容人数に合わせて自由に掘り進められました。

地下5階をつなぐ通路には、外敵が襲ってきた時通路をふさぐため、1トンもの大きな石を転がして通路を閉じる仕掛けもありました。そして、最下層の空間は十字架の形に掘られた教会になっています。

カッパドキアのキリスト教徒たちは、地下都市の一番底に、神への祈りの場を設けたのです。
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